衣食住は私たち人間の生活の根幹です。その中でも「食の中村」を自負する本学園では、食事を教育活動の一環と考えることにより、“食育”の観点から子どもたちの生活習慣を見直します。
伝統的な和食の基本形「一汁三菜(ご飯・汁物・三つのおかず)給食」を実施しています。発育期の男子に必要な栄養をバランスよく摂取でき、丈夫な体を作ります。また、食べることの意味やマナー、団らんの大切さについて学びます。
生徒たちが「もう一度食べたい給食メニュー」について話し合い、献立を決めます。3年生はもちろん、後輩たちにも大人気の企画です。
3年間お世話になった感謝の気持ちを込めて、そして4月から新しく三陽の仲間になる新入生のために、みんなで丁寧に食堂の椅子とテーブルを磨き上げます。この行事を通じて生徒たちは、ものを大切にする心を後輩たちに引き継いでいくのです。