中村学園三陽高等学校 中村学園三陽中学校

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【三陽スピリッツ】☆☆啐啄同時(そったくどうじ)☆☆

2019.01.13
[お知らせ]
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
啐啄同時!
早すぎてはいけない。遅すぎてもいけない。
熟しきった一瞬の気合が、人間万事を決する
   徳川家康
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 23歳の時岡崎城の城主であった徳川家康は、甲斐の武田信玄から和睦を求める書を受け取ります。その書の中に「啐啄」という文字がありましたが、これがどういう意味か誰にもわかりませんでした。散々迷った挙句、家康の家臣が岡崎城下に逗留している一人の旅の僧侶に尋ねます。
この僧侶は江南和尚という名で、その書を手にした老師はにっこり笑い「ああ、啐啄か。結構、結構。鳥が卵を破るには節があるのじゃ。早すぎれば水で駄目、遅すぎれば腐るという意味じゃ。合点が参ろう」と言われました。
 家康は家臣からその言葉を聞いて、しばし首をひねっていましたが、やがて破顔一笑し「そうか、さすがは信玄だ。これを解釈した老師も老師だ。時節気合の妙味がこの一語の中に含まれておるわい。武将の第一の心掛けはこれじゃ」と答えたということです。家康はこうして「啐啄同時」の言葉を体得し、本日の三陽スピリッツにある言葉を残しました。その後この「啐啄同時」の言葉の通り、常に“最善の時”を深く考えて判断し天下を治め、200年以上も続く江戸時代の基礎を築くことになるのです。
 「啐」とは、鶏の卵がふ化しようとする時、雛(ひな)が殻内からつつくことで、「啄」とは、母鶏がそれに応じて外から殻をつつくことをいいます。母鶏は、二十一日程で卵をかえすといいます。母鶏は二十日間は、動いたりして卵を温めますが、生まれる一日、二日前になると全くといっていいほど動かなくなり、卵の中から雛が殻をつつく音をじっと待ちます。そして、雛が殻をつつく音が聞こえてくると、すかさず外側から同じ個所をつつきます。この「啐」と「啄」とが機を同じくすることで、はじめて元気な雛が生まれてくるということなのです。
 教育の場においても「啐啄同時」の精神を大切しなければなりません。逸すべからざるタイミングを大事にし、子ども達からの「啐」と、教師からの「啄」が同時に行われる時、子ども(学ぶ者)と教師(教える者)との間に心の響き合いが生まれ、意気投合し、素晴らしい教育効果が上がります。このことは家庭の中での親子関係、また各職場にも当てはまります。
「啐啄同時」、その心を大切にしながら、毎日生徒に接していきたいと思います。
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