中村学園三陽高等学校 中村学園三陽中学校

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【三陽スピリッツ】☆☆「三陽」の由来☆☆

2019.04.13
[お知らせ]


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 “あまねく照らす”
  “暖かく包む”
   “自ら燃える”

 中村久雄
(中村学園三陽中学高等学校創設者・初代校長)
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 平成31年度入学式の校長式辞で「三陽」の名前の由来が伝えられました。今回の三陽スピリッツは、その式辞を抜粋し「三陽」の名前の由来を皆さんにもお伝えします。
 本校の「三陽」という名前は、“あまねく照らす”、“暖かく包む”、“自ら燃える”という太陽の三つの働きに由来しています。本校の創設者で初代校長を務められた中村久雄先生が命名されました。その名前には本校生が豊かな心を持ち、太陽のごとく一人の人間として大きく成長してほしいという願いが込められているのです。本日は本校を創設された中村久雄先生が、「三陽」という言葉に託した“あまねく照らす”、“暖かく包む”、“自ら燃える”という太陽の三つの働きに思いを致し、三陽生のあるべき姿を伝えたいと思います。
 “あまねく照らす”とは、太陽がその光を惜しみなく放ち、生きとし生けるものすべてに限りないエネルギーと活力を与えているように、皆さん一人一人が、周囲の人々や環境に大きな影響を及ぼす存在であってほしいという願いが込められています。しかも“暖かく包む”、すなわちどんな時にも暖かい・良い影響を与える生き方を目指すことを求められているのです。皆さんは本校の学校生活で様々な経験を通じて、人間としての成長を遂げていきます。本校で積極的に取り組んでいるボランティア活動は、「自分のできることで奉仕をする」という三陽生の誇れる活動ですが、そのような特別な活動だけが“あまねく照らす”、“暖かく包む”ことではありません。例えば「やさしい眼差しで人に接する」ことはどうでしょう。皆さんの目にたたえられた和やかな光には、人をなぐさめたり励ましたりする力があります。挨拶する時には相手の目を見て挨拶する、話を聞く時には話をしている人の目を見て話を聞く等々、それだけで皆さんは周囲の人々にすばらしい影響力を及ぼすことができます。「にこやかな笑顔を送る」ことも大切です。笑顔は周りを和ませ、トゲトゲしい対人関係をもスムーズにします。純粋無垢な笑顔に接する時、人は人生の苦労を忘れ、生き甲斐さえ感じます。自分が苦しい時、辛い時、さびしい時でも笑顔は大切です。そのような時に笑顔でいることは苦しいことですが、自分がそのような状況にある時はまわりの人の中にも同じような思いをしている人がいるはず。だからこそ、思い切って多くの人に精一杯の笑顔を届ける努力をするのです。あなたの笑顔に生きる勇気と力を得る人が必ずいることに気づくことでしょう。自分自身も笑顔によって心が暖かくなることがわかると思います。「思いやりのこもった言葉を発する」ことも、“あまねく照らす”、“暖かく包む”ために心がけてほしいことです。「思いやりのこもった言葉」は、たとえ簡単な言葉であっても、ずっと人の心の中にこだまします。「思いやりのこもった言葉」を発する人には、謙虚な気持ちと相手に対する感謝の気持ちが備わっています。時には厳しい口調の中にも、真に心のこもったやさしさが込められることもあります。しかし、“人の悪口”、“嘘”、“綺麗ごと”等は、悪い影響を与える言葉ですから、慎まなければなりません。“あまねく照らす”、“暖かく包む”ことができる正しい言葉遣いも本校で学んでもらいたいと思います。
 太陽の三つの働きの中でも最も重要なのは“自ら燃える”ことです。太陽は自ら燃えているからこそ、あまねく照らし・暖かく包むことができます。我々人間も同じです。何をやっても燃えることのない人、火のそばにいる時、すなわちやる気のある人に囲まれている時だけ、自分も燃えことができる人ではだめなのです。三陽生は“自ら燃えて”進んで事をなす人でなければなりません。「言われてもやらない」とか「言われなければやらない」ではない。「言われなくてもやる」「すぐやる・必ずやる・できるまでやる」という姿勢が“自ら燃える”三陽生なのです。どんな立場にあっても、「自分に任せろ!」と自ら立ち上がり力を発揮する意欲を忘れてはいけません。自ら率先して物事に打ち込めば、もっと良い方法はないかと創意工夫をするものです。与えられたことや決められたことだけを、ただ漠然とやっているだけでは、成長は期待できません。勉強だって少しだけ努力して、いや努力もしないで何か壁にぶつかるとすぐにあきらめてしまう人がいますが、そのような態度では何も得られないのです。心を燃やして必死の努力を続けること。見ている人が「そこまでやるか」と思うほどの努力を重ねること。そのような努力を重ねた結果、初めて満足のいく成果が得られます。さらに、皆さんの積極的な姿勢・態度は必ず周囲の人々に良い影響を与えます。“あまねく照らす”とか“暖かく包む”など意識しなくとも、自ら燃える人は明るく光輝くオーラに満ち溢れているのです。日本天台宗の宗祖である最澄法師は、「一隅を照らす。これすなわち国宝なり」と説いています。「お金や財宝が国の宝ではない。家庭や職場など自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代え難い貴い国の宝である。」ということです。決して我先に陣頭に立って行動することだけを求めているのではありません。野に咲く一輪の花のように、逆境にもめげず必死でそこに存在する姿が、他の人にやすらぎを与えることができることも忘れてはならないと思います。「情熱」を燃やす、「闘志」を燃やす、さらには「青春の炎」を燃やす等々、若い皆さんにはあり余るほどの“燃える”機会が与えられています。時にはエネルギーを出し尽くし、燃え尽きてしまうこともあるかもしれません。しかし、それも人生。燃え尽きるほどの青春時代の経験は、きっと皆さんの心の中に光り輝く貴重な体験として一生残り、輝き続けることでしょう。自ら燃える三陽生は、何物にも替え難い三陽中学・高等学校の宝なのです。

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