中村学園三陽高等学校 中村学園三陽中学校

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【2学期終業式 校長講話】

2020.12.24
[学校生活]
Marry Christmas! 皆さんおはようございます。絶好調(校長)の梶原です。
 2学期は予定されていた体育大会や修学旅行・平和研修等が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにことごとく中止となり、新しい生活様式への対応を試行錯誤しながらの学校生活でしたが、とりあえず一人の感染者も出さずに2学期を終えることができることに一安心しています。しかし、コロナとの戦いは今後も続きます。皆さんの1人1人がしっかりと感染予防に取り組み、これからも「感染しない・させない」ことを重視して日々の生活を送っていきましょう。
さて、本日は2学期を振り返り、3学期に向かって新たな志を抱いて学校生活に臨むために皆さんに自覚をしてもらいたいと思うことを2点お話したいと思います。まずは「三陽綱領」を聞いて下さい。
【三陽綱領】
人間力の向上を図りこの“三陽の丘”に学ぶ我々は、自らの志気を高め卓越した能力を発揮するために“三陽綱領”を定めた。この綱領は三陽生の魂(スピリッツ)であり、常に自主自律の精神をもってあらゆる困難に挑み、困難を克服する気概を示すものである。 我々は三陽生としての誇りと情熱を抱き、校訓「誠実・感恩・向上」を基調としてこの綱領を実践し、輝かしい中村学園三陽中学高等学校の伝統を築くことを宣言する。
・挑戦(小さな一歩) ・努力(大きな努力) ・忍耐(決意の持続)
 前高校生徒会長 岩澤君、中学生徒会長 久地浦君を中心に、君たちの話し合いによって制定された【三陽綱領】です。私はこの綱領を事あるごとにいろいろな方々に紹介します。私はそれほどこの三陽綱領が大好きで、何度読んでもすばらしいと思います。皆さんも三陽坂の登り口右手に掲げられている「三陽綱領三項目」を毎日見て三陽坂を登っていることでしょう。三陽生としての誇りをもって人間的な成長を図るために、自ら制定した「三陽綱領」、今日はこの「三陽綱領」が“絵にかいた餅”になっていないかという話から始めます。
「三陽は自主的に学ぶ学校に生まれ変わる」まさか忘れてはいないでしょうね。1学期の始業式で私が宣言したことです。2学期も同様この「自主的に学ぶ学校」に挑戦し、皆さんも先生方も大変な努力を忍耐強く継続してきました。最近皆さんの授業を参観すると、アクティブ・ラーニング型の授業が少しずつ定着しつつあり、皆さんも先生方も「挑戦(小さな一歩)・努力(大きな努力)・忍耐(決意の持続)」の三陽綱領を実践して、少しずつではありますが着実に「自主的に学ぶ学校」へと三陽が生まれ変わろうとしていることを感じます。しかし、まだまだ不十分です!皆さん全員が「自主的に学ぶ学校」に向かって小さな一歩を踏み出しているわけではないからです。それは昨日まで実施されていた高校生の成績不振者学習会に、少なからぬ生徒が参加していたことでもわかります。日頃地道に努力を重ねていれば成績不振者に該当するようなことは決してありません。「これくらいでいいや」という気持ちで、やるべきことにいいかげんにとりくんでいるから、ここぞという時に力を発揮できないのです。私は皆さんの英語のEラーニングの成績を毎週確認していますが、高校生の8割がほとんどEラーニングに取り組んでいません。「これくらいでいいや」どころではありません。「やろうともしない」「小さな一歩すら踏み出さない」!むずかしい、時間がない、めんどうくさい、役に立たない等、「できない理由」や「やらない理由」をそれがあたかも正しいことであるかのごとく羅列して努力もしない!小さな一歩を踏み出さない・努力をしないから忍耐強くものごとに取り組むこともない!まさに三陽綱領三項目「挑戦(小さな一歩)・努力(大きな努力)・忍耐(決意の持続)」が、“絵にかいた餅”になってしまった生徒がいるのではないでしょうか?
 世の中に無駄なことは何もありません。何かに挑戦して血のにじむような努力をして、忍耐強くやり遂げる気概は必ず皆さんの成長の糧となります。三陽生は「できない」のではありません「やらない」のです。時が経ち過去を振り返った時に、「あの時やっておいてよかった」と思えるよう、何事にも積極果敢に挑戦してもらいたいと思います。挑戦せずして無意味な人生を過ごした時に、「あの時やっておけばよかった」と悔やむことになります。「あの時やっておいてよかった」「あの時やっておけばよかった」たった2文字の違いですが、皆さんの人生に与える影響は計り知れないものがあることを胆に銘じて下さい。三陽綱領「挑戦(小さな一歩)・努力(大きな努力)・忍耐(決意の持続)」をしっかりと心に刻んで生活することを皆さんに強く訴えたいと思います。
 高3生は一部進路の決定した人は別にして、これから大学進学のために大学入試共通テストや一般入試に挑むために、日々勉強に取り組んでいると思います。これから本番の入試までは自分との闘いです。試験が迫れば迫る程あせってしまう人も多いのですが、やるべきことをやり尽くしたという自信とこれまで積み重ねてきた努力の成果が必ず入試の結果に結び付くことを信じて、日々の学習に取り組みましょう。中学・高1・高2の生徒諸君も数年経てば高3生と同じように、進路決定の大一番を迎えることになるわけですから、よく高3生の勉強に取り組む姿を目に焼き付けて、数年後の来たる時に備え心の準備を怠らないようにして下さい。
 2つ目の話に移ります。2学期には近隣の方々から三陽生の交通マナーについて指摘を受けることが多々ありました。自転車通学で歩道を歩く歩行者のそばを危険と感じるほどスピードを出し、平気で自転車で通り過ぎる三陽生、友達と歩道にいっぱい広がって通行している姿を「他の歩行者のじゃまになります」と咎められる三陽生等々、日本人として三陽生として身に付けなければならない「恥を知る」という三陽スピリッツについて皆さんにお話をしなければなりません。
 人に嘘をつくこと、人のものを取ること、人をいじめること、困っている人を助けないこと、だらしないあるいは派手な服装をすること、目上の人に生意気な口調で話をすること等々、日本では幼いときから、これらの一つひとつの行為は極めて恥ずかしい行為として教えられていました。(あえて教えられていましたと過去形で表現します)しかし、残念ながらこの恥を忘れた日本人が、今どんどん増えています。人をいじめて相手の痛みが感じられない人。ばれなければよいと犯罪行為をくりかえす人。混雑する電車やバスの中で、平気で携帯電話やスマホを取り出し電話をかけている人。このような行為は本来とても恥ずかしい行為なのですが、それを恥であると感じない!恥と感じるどころか、「みんながやっていることだから」と開き直る人がなんと多いことか!「赤信号は止まる」ことは当たり前で、守らなければ、非常に恥ずかしい行為であることは誰もが理解できるはず。しかし、恥を知ろうとしない人々は、「赤信号はみんなで渡ればいいじゃないか」と開き直るのです。開き直るどころか、「赤信号でもみんな渡っているのだから、自分も渡らなければ損だ」などとそれが正しい行為であるかのごとく主張する人も増え、最近は日本人のモラルはいったいどこに消えてしまったのだろうかと首をかしげてしまうこともしばしばです。三陽生諸君!“恥を知ろう” 恥を知るということは、人としてどのようなことが恥ずかしいことなのかをきちんと学び身につけること。“恥を知る”とは、自分に責任を持つこと!「誠実・感恩・向上」を校訓として人間力を高めなければならない三陽生は“恥を知る”という三陽スピリッツを忘れてはいけません。他の人に多大な迷惑をかけて「恥の多い」人生を送るよりも、他の人から感謝をされるような行為を積み重ねていく人生こそ「誠実・感恩・向上」を校訓とする三陽生の生き方でしょう。2学期終業式を迎えるにあたり、「三陽綱領を実践できる三陽生であってほしいこと」「恥を知る三陽生であってほしいこと」を皆さんに伝えました。
 新型コロナウイルスの第3波の感染拡大真只中、新しい生活様式を余儀なくされている私たちは「感染しない・させない」ことを十分配慮して、この年末・年始を過ごさなければなりません。マスクの着用、手指の消毒、検温等万全の感染予防策・健康管理を講じると共に、不要不急の外出や遠出を避ける等の感染予防のための基本的な行動規範を守って、自分の健康・家族の健康に十分留意して下さい。
 冬休みには各教科から課題が出されていると思います。3学期始業式は1月7日(木)ですが、その翌日には実力考査が実施されます。各教科の課題をきちんとこなして実力考査に臨めば、基本的事項はきちんと身に付きます。基本が身に付けばそれをきっかけに様々なことが理解できるようになるのです。うそだと思っている人は「やってごらんなさい」
何度も繰り返します。三陽生は「できない」のではありません。「やらないのです」
それでは、皆さんの健やかな年末・年始を祈念して私の講話は終わります。
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