中村学園三陽高等学校 中村学園三陽中学校

  • ホーム
  • 学校紹介
  • 三陽の学び
  • 学校生活
  • 生徒会・部活動
  • 入試情報
  • 在校生・保護者の方へ
  • 卒業生の方へ

新着情報

  • 資料請求
  • 学校説明会
  • Webパンフレット

【3学期始業式校長講話】

2021.01.07
[学校生活]
A happy new year to everyone!
あらためまして新年明けましておめでとうございます。絶好調の梶原です。
いよいよ3学期が始まりましたが、日本は大変な状況に陥っています。新型コロナウイルスの第3波が猛威をふるい、昨日は全国で過去最高の6000名を越える新たな感染者が報告され、首都圏では本日より緊急事態宣言が発令されることになっています。ここ福岡でも昨日は316名と過去最高の新たな感染者数を記録し、一人一人がしっかりと感染予防策を講じなければ、誰もが新型コロナウイルスに感染してもおかしくない状況になってきました。本校でも冬休み期間中に教師1名、生徒3名の新型コロナウイルス感染が報告されています。昨日冬休み中の健康調査アンケートを実施しましたが、(まだアンケートに回答していない生徒は、この講話が終わったら必ず回答をお願いします)他にも濃厚接触者や新型コロナウイルス感染の疑いがあってPCR検査を受けた人も少なからずいます。3学期を始めるにあたり「これ以上感染者を出さないよう、一人一人が徹底した感染予防策を講じること」を皆さんに強く要望いたします。昨日のアンケートでは、「教室などの狭い環境下でマスクをしてない人間が多すぎる」という不安を正直に伝えてくれた生徒がおりました。まさにこれからは「感染予防が最優先」、マスクの着用や手指の消毒、部屋の換気、ソーシャルディスタンスの保持等、可能な限りの予防策を一人一人が怠ることなく確実に実行することが大切です。「自分だけは大丈夫」という過信や「他の人がやっていないから」という他の人の批判や自己の責任を回避することを慎み、「感染しない・感染させない」ために自分に何ができるのかを常に考えて行動をして下さい。
 さて、いよいよ3学期が始まります。高3生は来週1月16日から始まる大学入試共通テストを皮切りに、私立大学及び国立大学の一般入試が実施されます。これまで努力して身に付けた力を最大限に発揮できるよう、自分を信じて志望する大学に合格できることを祈ります。
大日本帝国海軍兵学校には、「海軍五誓」という5つの自戒の言葉がありました。それは、
①至誠(しせい)に悖(もと)る勿(な)かりしか(真心に反する点はなかったか)
②言行(げんこう)に恥(は)づる勿(な)かりしか(言行不一致な点はなかったか)
③気力に缺(か)くる勿なかりしか(精神力は十分であったか)
④努力に憾み勿なかりしか(十分に努力したか)
⑤不精に亘(わた)る勿なかりしか(最後まで十分に取り組んだか)」
という言葉です。海軍兵学校の生徒は毎晩就寝前に瞑想し、心の中でこの「海軍五誓」の問いに答えながらその日一日の自分の行動について内省をくり返していたということです。特に高3生の皆さんには、「気力に缺(か)くる勿なかりしか(精神力は十分か)」「努力に憾み勿なかりしか(十分に努力しているか)」「不精に亘(わた)る勿なかりしか(最後まで十分に取り組んだか)」という言葉を毎日心に刻んで入試に立ち向かってほしいと思います。端的に言えば「精神を充実させ、努力を重ねて、あきらめずに取り組め」ということです。高3生の健闘を祈ります。
 さて、中学及び高1・高2の生徒にとって、この3学期は次の学年に飛躍をするためにしっかりとした土台を築く時です。次の学年へつながる成果を残し、三陽生としてひとまわり大きく成長を遂げなければならないと思います。特に3月の文化祭は皆さんの成長を示すよい機会です。このコロナ禍でできることを、生徒会を中心にしっかり考えて実行に移してもらいたいと思っています。本校は昨年7月の文化祭や9月の体育大会をことごとく中止してしまいましたが、実施方法を変え新たな生活方式の中でできる文化祭や体育大会を見事に披露してきた学校が近隣にはたくさんありました。三陽生にもできるはずです。特に高校生は今年度「総合的な探究」の時間で、「SDGs」をテーマにして探究活動を継続してきました。その成果をぜひ3月の文化祭で披露してもらいたいと思います。これまでの探究活動を通じて各グループごとにその成果を動画で発表できるようにしているのではないかと思います。文化祭ではその全グループの動画をインターネットに公開します。詳細は生徒会より指示があります。これまでやったことのない取り組みではありますが、全員で積極的に取組んで立派な成果を残しましょう。1月・2月は本校でも入学試験が行われ、皆さんの後輩となる生徒が本校を受験します。4月に入学してくるこの後輩たちに、先輩として・三陽生としてあるべき姿を示すことのできるような成長をこの3学期に遂げて下さい。
 もちろん決して忘れてはならないことは「三陽は自主的に学ぶ学校に生まれ変わる」ということです。このコロナ禍で生徒会を中心にして、生徒が自ら考え・自ら判断し・自ら行動する文化祭をぜひ実現する。それは「三陽が自主的に学ぶ学校に生まれ変わる」小さな一歩でもあります。そして大きな努力を惜しまず忍耐強く成功するまで取り組むこと!君たちが自ら制定した【三陽綱領】「挑戦・努力・忍耐」の精神を忘れてはいけません。
 高2生は昨年中止せざるを得なかった修学旅行の代替旅行が3月に計画されています。これも今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況を見守らなければなりませんが、本来の修学旅行が実施できなかったからこそ、様々な制約を乗り越えて思い出に残る旅行を実現できるよう最善を尽くしたいと思います。
 3学期は次の学年に飛躍するためにしっかりと土台を築く時だと言いました。そのために、あらゆることにあらゆる意識を集中して取り組んでもらいたいと思います。まさに今流行りの「全集中!」です。
「同じ環境にいても、ただなんとなくそこに居るだけの者と、その場から何かを学び取ろうとしている者とでは、その後の人生は大きく変わります。」
 「意識して注意を向ける」ことを“有意注意”と言います。その対義語は“無意注意”です。「ただなんとなくそこに居るだけ」という態度が“無意注意”、「その場から何かを学び取ろう」とする姿勢が“有意注意”です。私たちはどんな時でも、どんな環境にあっても、どんなささいなことであっても、意識を集中して物事に取り組まなければなりません。最初は非常に難しいことのように見えますが、日頃、意識的にこれを続けていると、“有意注意”で物事をとらえることが習慣になります。そうなれば何か問題が起きても、すぐにその核心をつかみ、解決ができるようになるのです。
 知識や技能の習得だけでなく、思考力・判断力・表現力を養うためには、「その場から何かを学び取ろう」という“有意注意”の姿勢が必要不可欠です。三陽生は常に“有意注意”であらゆることに取り組む姿勢を忘れないようにしてもらいたいと思います。
 まだまだ若い皆さんはその若さを存分に発揮し、失敗を恐れず常に挑戦する姿勢を忘れず3学期の生活に臨んで下さい。
最後に3学期の始めにあたって、青春真っただ中にある三陽生の皆さんにサムエル・ウルマンの「青春の詩」を披露します。
「青春の詩」
    サムエル・ウルマン
青春とは人生のある期間ではなく、
心の持ち方を言う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意思、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、二十歳の青年よりも六十歳の人に青春がある。
年を重ねただけでは人は老いない。
理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚に皺を増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地に這い精神は茶になる。
六十歳であろうと十六歳であろうと人の胸には、
驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓(結びつき)が心にある。
人から神から美・希望・よろこび・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、
悲歓の氷にとざされるとき、
二十歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
八十歳であろうと人は青春にして已む
私は61歳ですが、現在「青春謳歌中」です。
以上、3学期始業式の校長講話を終わります。
一覧へ戻る
TOPへ