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毎朝8時半になると、階段教室で中学生の素読が始まります。リード役の生徒に続き、中学生全員で「大学」を復唱していくのですが、それが終わったらリード役の生徒はショートスピーチをすることになっています。長さは1分以内で、内容は自由。
最初は恥ずかしさからか、下を向いたり、一言、二言でスピーチを終える生徒がほとんどでしたが、その内容がどんどん進化しています。
見た映画から感じ取ったもの、読んだ本から学んだこと、尊敬するアスリートの名言など、自分の心に残り、皆と共有したい内容をそれぞれが堂々と話すようになってきました。
そうやって周囲の生徒たちに刺激を受けながら、自分に順番がまわってきた時は以前よりももっと内容を深めて話してみる…。素晴らしい流れ、伝統が生まれつつあるのを感じています。
人前で堂々と話をすることは決して容易なことではありませんが、こうやって毎朝の積み重ねが着実に生徒たちの成長に繋がっているのを見て、本当に嬉しく思います!