令和5年3月28日(火)、中村学園大学にて、
中村学園大学の久保千春学長と、本校卒業生 濱野優二君との囲碁対局が行われました。
久保学長も濱野君もアマチュア六段(!)ということで、互先(黒番6目半コミ出し)対局です。
※互先…棋力が同じくらいの人同士がハンディキャップ無しで打つことです。
互先では「にぎり」という作法でどちらが先番(黒)を持つのかを決めます。
「話しながら打ちましょうか」と始めた対局でしたが、2手、3手と進めるうちに言葉がなくなり、静まり返った学長室に碁石を打つ音だけが響きます。
そして1時間10分後、熱い対局が終了!
「ありがとうございました」と一礼した後、一局を振り返る「感想戦」が始まりました。
「感想戦」というのは、対局者同士が、開始から対局を再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討するものです。
囲碁の醍醐味の一つでもある「感想戦」ですが、
今回は高段者同士の対局ということもあって、この「感想戦」が、筆舌に尽くしがたいほどの面白さでした!!!
ところで、今回対局した久保学長と濱野君、
お2人の出会いは令和3年11月の中村学園SDGsサイトの対談に遡ります。
その席で医師への夢を語っていた濱野君ですが、この春、防衛医科大学校へ進学します。
医学部合格は医師になるためのスタート地点。
その道の大先輩である久保学長から、医師にとって大切なこと、推理作家の故夏樹静子さんの体験談や、こころとからだの繋がりについてなど、とても貴重なお話や激励の言葉をいただきました。
昨年12月発行の中村学園大学 中村学園大学短期大学部 広報誌[セロリ]でも紹介されましたが、
中村学園大学では令和4年度後学期より囲碁の授業が導入されています。
https://www.nakamura-u.ac.jp/nakamura-info/wp-content/uploads/2022/12/celery125.pdf