10月10日の放課後、インターアクト部の生徒が、
旧学生寮を利用した学習農園で秋の野菜の植え付けを行いました。
三陽のフードリサイクリング活動とは
自然界では生態系による食物連鎖の中で、生命に必要な様々な栄養が循環し続けています。一方、私たちが暮らす人間社会はどうでしょう。フードロスを筆頭に、“持続可能”とは言い難い食生活が、当たり前のように繰り返されているのではないでしょうか。
食糧問題の全てを、一気に解決することは困難です。しかし、捨てていた生ごみをコンポストによって堆肥に変え、それを使って野菜を育てることは、比較的簡単にできる取り組みの1つ。
本校では課外活動の一環として「食」と「農」を2軸に、 「食育フードサイクリング」をテーマにしたプロジェクト型学習に取り組み、生徒たちの課題解決力や探究心などを育んでいます。
学習農園の開墾と栽培
本校では令和5年度より旧学生寮を開墾し、生ゴミコンポストの堆肥を使って花や野菜を育てています。
当初は雑草が生い茂り、樹木の影になって日当たりが悪い状態でした。
そこでまずは、雑草の除去・樹木の剪定・畑の開墾を行い学習農園を作り、栽培を開始しました。
初年度は野良のイノシシにサツマイモを食い荒らされるなどの被害もありましたが、現在は柵を設置し、防獣効果もバッチリ!の三陽農園。
今後も学習農園を使って栽培・収穫・調理実習などを行っていきます。